『たいない』舞台監督募集
『 たいない』に舞台監督としてご参加いただける方を募集します。
募集要項
【公演概要】
タイトル:『たいない』(原作:三好十郎「胎内」)
会場:こまばアゴラ劇場
劇場入り期間:2023年5月15日~5月28日
【募集人数】
1名
【応募条件】
・じおらまのハラスメントポリシー・クリエイティブポリシーをお読みいただき、ご協力いただける方
・『たいない』会場入り期間(5月15日〜28日)すべてにご参加いただける方
・舞台監督業務に関わる情報共有のための稽古(数回)にご参加いただける方
・多様性に満ちた上演の方法を一緒に模索してくださる方。(入退場自由・移動可能な客席、公演を重ねるごとに変化していく劇など、さまざまな上演形式について模索しています)
【手当・報酬について】
・公演や会議・稽古の参加にかかる交通費や食費などへの手当は基本的にありません。予めご了承ください。
・報酬については、収益があった場合分配することを想定しています。
【締切】
3月12日(日)
フォーム入力があり次第、メールにてご連絡いたします。
上記を読んで頂いた上で、応募頂ける方は、下記応募フォームより応募ください。
神保のコメント
じおらま主宰の神保治暉です。舞台監督の募集に興味を持っていただき、ありがとうございます。
ハラスメントのない創作環境の実現を誓うことは、資本主義の世界と真っ向から向き合うことでもあり、その先で、「上演絶対主義」のような、私たちの内なる敵とも向き合っていくことにもつながっていきました。観客が固唾を飲んで上演を見守るような空気をつくることは、多様な客席の在り方としてどうなのか? スタッフやキャストが一人も欠けてはいけない上演は、ケアに満ちた上演といえるのか? 観客やメンバーと、日々合意を形成していくような上演形式はないだろうか?
私たちは、「できる範囲のことを最大限にやる」ことに集中していますが、現在、『たいない』のクルーには舞台監督が居ません。劇場からは、連絡の質を担保するためにも舞台監督を立てるよういわれており、どのように実現できるか模索しています。そこで、舞台監督に関しては再度募集をかけてみることになりました。
進行と安全管理を担う舞台監督ですが、じおらまのクリエイションメンバーと一緒に、安全で豊かな創作/自由でケアに満ちた上演の可能性を探りませんか。ぜひあなたのご意見をお聞かせください。そして、その実現にどうかお力添えください。