ノゾミに向かって
〈6:どこへ行こう?〉
2019.6.23
こんにちは。エリア51の神保です。
このプロジェクトも残すところあと6日となり、これまでたくさんの方からご支援、応援のコメントをいただきました。みなさん、本当にありがとうございます。
演劇をつくる仲間からも、色々な意見をもらいます。その中で、自分がなんのために演劇を作るのか、考え直す機会がありました。
この創作は、一体、何に貢献できるのだろう。
支援してくれた人に、演劇を観にきてくれる人に、何を返せるか。
それはきっと、何かが好転してくれることを願い、信じることしかできないと思います。つまり、他の誰よりもできるだけ多く願い、信じるしかない。
そして、作って、届けます。
まだ見ぬ、劇場にて、あなたへ。
まだ見ぬ景色をともに見ようと、
劇場の「何もない空間」に、夢を見ようと。
それが、自分が演劇をする”意義”だと思いました。
客観的になっている場合ではなくなったから、主観で、
私の、私たちの目で、手で、主観の世界で、やろうと思った。
私たちはいつでも客観的な私を招きたがる、
右目が夢を、左目が現実を見ているから。
でも心の目は、
心の目は何を見るか。何を見たがっているか。
すべての瞼を開いたときに、映る景色の地平に、
劇場の扉が、開かれて待っている。
どこへ行こう?
こころ震わせながら。
まだ見ぬたくさんのあなたとともに見たい景色。
電車にも飛行機にも乗って行こう。
つまり手段は問わないということ。
私たちの哲学や思想が、なんの役に立つというのか?
私たちが演劇について、自由について語ることは、ひとつぶのアサガオの種にすらなりやしないでしょう。
あなたの中に、未来のかけらに、唯一ある、それがノゾミ。
私たちが演劇をする”意味”、あなたが観客になる”意味”、
本当はそれについては語りたくありません。
ただ出会って、それでいて自由でいたいのです。
どこへ行こう? どこへ行こう?
そのために、同じ夢を見るために、それを成立させるために、
儚いけど、
みなさんから力を借りて強くしたい。
そう思いました。
考える過程で、どうしても、まとめておきたいことをnoteに書きました。
お金をいただくということについて、
演劇をする上でお金をいただくということについて、です。
お時間のあるときに全文読んでいただけたら嬉しいです。
こちらをクリックしてください!
最後に、改めまして、ご支援ご協力してくださっているみなさま、本当にいつもありがとうございます。
みなさんの思いを分けていただくことで、たくさんの気持ちを知ることができました。そしてこれから、もっとたくさんの人と出会っていくことの意味や、重大さを実感しています。
残りの6日、全力で考え抜いて、必ず目標金額に達成します!どうかそれが、応援してくださるみなさんへの、アサガオの種となりますよう。