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つくらない演劇 観客を上演する
「つくる」だけが演劇じゃないよね、と思った。
「みる・対話する」をテーマに、
観客になるという行為を、
演劇の上演的な営みとして捉えてみる。
ハラスメントのない創作環境を模索する劇団、じおらまです。
旗揚げ公演「たいない」へのご来場、
ならびに応援、ありがとうございました。
公演を終え、さまざまな会議を経て、
じおらまの新作は、”つくらない演劇”になりました。
こうした作品のスタイルとなった背景としては、
次回作の上演への準備をすぐに始められるほど
劇団としての体力が回復していなかったことや、
なにより、「たいない」で考えたさまざまな
ハラスメントへの抵抗の試みの数々について、
まだしっかり反芻できていないと感じているところが
大きかったと思います。
そこで、劇団の成長期間として、
たくさん演劇作品を見て、
ことばを交わしてみることにしてみました。
ゆくゆくは、稽古場見学やいろいろな座組との対話企画などへ
発展させることを考えています。
最初に上演したのは、こまばアゴラ劇場にて、
バストリオ「1匹のモンタージュ リクリエーション」の観客です。
観劇後、感想会を開き、話した内容をテキストにしました。
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