みんなのノゾミ

〜スタッフ〜

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応援していただくということ。

そのことについて、僕はいままでずっと、考えてきました。

 

僕は、いつも与えられてばかりだ、と、そう思います。悔しい思いをし続けています。大切な人から支えられてばかりで、何一つ何一つ返せない。この人生で僕は、いままでもらってきた愛を、どんな形であれ返さなきゃ死ねない、そう宿命づけた。そうすることで、後ろを向きそうになった時に前を向き直ることができます。

 

応援していただくということは、その人の「人生」を1mmくらい貰うということだと思っています。

 

たったの1mm。人って、他人のためにそこまで何かを費やさない。

 

でも、1mm分けてくれることって、並大抵のことじゃないと思うのです。自分の人生が約4kmくらいあったとしても。一人一人が持っているたった一本のマイクを、1秒であれ誰かに預けるなんて。そこに1tの重みがかかっています。怖くてプルプルします。これから、お前は何もわかってない、と批判されることが増えると思います。でも応援してくれる人がいる。だから「ようこそ」と胸を張って迎え入れられるような、ホテルのようなあたたかい空間を用意したい。

僕たちは繋がっているようで繋がっていないけど、本当は繋がっていたい。だからこそ、町へ出ようと決心がついたのです。

 

それが僕の「ノゾミ」です。

神保 治暉|作・演出(エリア51)

 
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私は自分勝手な人間なので、できることならば好きなことをして好きなように生きていきたいです。なるだけ好きなことしかしたくありません。

 

たとえば、最近一番好きなことは、大きな建物を見ることです。

ただ見るのではなく、その大きさが出来上がるまでのことを想像して、例えば私の身長だと何人分の高さなのだろうと考え、途方もなさに感服すると、より面白いです。

 

そして私はやはり自分勝手なので、みんなから好意をもらいたいとも思います。
みんなから好かれる、というのはとても難しいことなので「関わり合いのある人から嫌われない」くらいでも良いです。

 

この人は私のことを嫌いだったらどうしようと考えてしまうことがあります。その時間が面倒でこの上なく嫌な気持ちになり疲れるので、どうせなら好かれたいという勝手な願いがあります。


変な言い回しになりましたが、つまり、隣人にも小さなメリットがあるようなはたらきを、私ができたら嬉しいという意味です。

だから、私の好きなことを好きなようにやって、それでいて隣人も嬉しいというような仕事ができたら、私はとても幸せです。

 

この文章、かなり意味がわからないと思います。(私のノゾミ について言及しているつもりです。)

これを読んでくださっている方には是非直接会って弁解したいです。

そしてあわよくば、仲良くなりたいです。

 

今回の公演では舞台美術を担当します。GEKI地下livertyという劇場です。ヘンテコなつくりで可愛くて、とても面白いところです。負けずにヘンテコで可愛くて懐かしい、的な美術を作って皆様をお迎えできたらなと思っています。がんばります。

森山 史|美術

 

僕達日本人って、「何かをする以上、ちゃんとしたことをしないといけない」みたいな強迫観念がありますよね。

今の僕を例に挙げるなら、「エリア51の神保に"わたしのノゾミ"と題してコメントが欲しい!と言われたから、まわりの人達みたいにちゃんとしたコメントを書かないといけない」みたいな。
この文を読む人達から「そんな文書いて、バカなんじゃないの」と言われないような文を書かなければいけない、みたいな。

きっとこれって自尊意識が低くて、同調圧力ばかりが高いからなんだと思うんです。

自分のことがあまり好きではなくて、自分の考えに自信がなくて、自分の本当の気持ちを言えない。
まわりと同じことをしないといけない、同じことを言わないといけない、あの人がああ言ったから私もああ言おう。
勝手にその場の空気を決めつけて、その空気を読もうとしてしまう。
人に嫌われないように、迷惑をかけないように...

生き苦しくないですか?
十人一色な人ばかりがはびこる今の世の中。

人はそれぞれがかけがえのない存在で、それぞれにそれぞれなりの考えがあっていいはずなのに。

まわりの目ばかりを気にして、人に迷惑をかけないで生きていく事なんて出来ないと思うんです。
僕だって今、神保からの無理難題にこうして貴重な睡眠時間を削ってまで文を書いて、迷惑をかけられているわけですから。

だけれど彼は別に、僕の睡眠時間が無くなるのが申し訳ない、コメント書かせてごめん、なんて僕の顔色を伺ったりはしません。
彼が、この舞台に関わる一人一人のノゾミを知りたい!それが面白くて色々な人に知って欲しい!ただ素直にそう思っただけなんです。

だから僕もこうして長ったるい文を書いて、わざと夜中に神保に送りつけて迷惑をかけてやろうかとひそかに企んでいます。
お互い様っていうやつですかね。
お互いに迷惑をかけたりかけられたりして、お互いに助け合って生きていく。

人は一人では生きていけません。
もし仮に一人で生きられたとしても、果たしてそれは楽しいですか?

自分の思いを素直に言う。
相手の思いを自分の耳で聞き、自分の言葉で相手に返す。
こんな当たり前の事が出来なくなっているんです。

僕達は、この公演で、「エリア51」として、僕達の思いを恥ずかしげもなくあなたに届けます。

あなたの本音は何ですか?

あなたの本音が知りたい。
それが僕のノゾミです。

 

 

もともとはインターネットの世界でのつながりをノゾミとして作られたスマホ。
その12cm×6cmくらいの小さな体には、何百、何千、何万倍もの世界が広がっていく可能性が秘められていると思うんです。

しかし、スマホの扱いが下手な私達は、その可能性を広げようともせず、目先のトピックにああだこうだ言うか、 自分の狭くて小さな世界に閉じこもっているだけ。

あなたの知らない人やものとのつながりを持たせてくれるのがスマホの本来あるべき目的ではないでしょうか。

スマホはあなたの知らない本や、音楽、映画を教えてくれます。色々な知識を教えてくれ、色々な出会いをさせてくれます。
スマホはあなたの知らない空を教えてくれます。知らない海を、そして知らない町を。
その町で必死に生きている人達を教えてくれます。
一度自分の小さな世界から一歩外に出てみませんか。
色んな町を歩いてみませんか。

今、スマホを通して僕の文を読んで下さっているあなた。
今、僕とあなたはこうしてスマホの可能性によってこの場で出会う事が出来ました。
それって凄く小さな事かもしれないけれど、奇跡だと思うんです。
僕はあなたとのこのつながりを大事にしたい。
そして、僕とあなたとを引き合わせるきっかけをくれた「エリア51」をぜひ知っていただきたい。

拙い文を最後まで読んでいただきありがとうございます。
あなたが、「演劇」という世界に、「エリア51」という町をもとめて出てきてくれること。
それが僕のノゾミです。

松田 桂一|照明

 

本屋さんで小説を買うように、アーティストのライブに行ったり、CDショップでCDを買って音楽を楽しむように、演劇がそうなってくれればいいなと思ったりします。


この作品が、エリア51が少しでもその架け橋になりますように。

私もそれに少しでも貢献できるようにこの作品にぶつかっていきます。

若林 なつみ|音響オペレーション

 

世の中にはいろいろなノゾミがあります。

佐々木希、大橋のぞみ、のぞみ(新幹線)などなど。

そんな中でも私のノゾミは、

「人を楽しませること。」です。

新幹線に比べれば、私のノゾミなどポニョを歌っていた頃の大橋のぞみくらい小さなノゾミかもしれません。しかし、きっといつか新幹線、いや、佐々木希よりも大きなモノになると信じています。

人が楽しんでいる状態ってとてもすごいなと思います。

戦争があったら楽しめないし、

食べ物がなかったら楽しめないし、

一人だったら楽しめない。

楽しむことができるということはそれだけで幸福な状態であると言えます。

そんな人々の幸福の証である”楽しみ”に寄り添って、高めて行くことができたら私自身も幸せです。

人を楽しませるには、”楽しい”の真逆の感情も沢山知らなければなりません。

“楽しい”の真逆の感情を沢山知っている人はみんな繊細で魅力的です。

エリア51のメンバーの方々をはじめ、 真逆の感情を抱える中でも卑屈にならず、ものづくりで人を楽しませる姿勢はとても魅力的で素敵だと思います。

どんな作品になるかと今からワクワクチュギュ!です。

精一杯やるのでよろしくお願いいたします!!

廣戸 彰彦|映像(anna)

 
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私はまだしがない学生で、何も形にできていない段階にいます。

ファッションの勉強をして、新しい技術やセンスを吸収しても、自分から発信することは色々な言い訳をして逃げてきました。

時間がない、気力がない、そして自信がない、

まさしく「町に出る」ことを避けてきたのです。

3年前「書を捨てよ、町へ出よう'16」を観た時、私は高校生で、大学という外の環境へ出たら、自分もこんな大きなことを成し遂げたいと思ったことを覚えています。

実際にはそう思いつつも何もせず、もう3年生になってしまったのですが・・・。

あの時の気持ちを振り返ると、だらけた心を鼓舞して、進まなきゃなと感じます。

きっと今からでも遅くないから。

私のノゾミは「町へ出る」こと。

この企画をきっかけに、一歩踏み出したいと思います。微力でも、皆さんの力になることができれば幸いです。

鈴木 妟世|衣裳/メイク

 
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わたしのノゾミは、「幸せになること」です。

幸せになるってどんなことでしょうね。人それぞれ違うと思うけれど。私は、おばあちゃんになってこの人生が終わる時に「生まれてきて、生きてきて良かった」って思えるような人生になれば、もうその中身はなんでもいいかなと思っています。

なんでも良いと言ってもあれですよ、犯罪とか、人を傷つけることをするのはだめね。あくまでも、人間として全うには一応生きることが大前提です。

自分が幸せだなと最近感じるのは、誰かと一緒にいる時です。2人でもいいし、大勢でもいい。でもとにかく、誰かと一緒に時間を共有している時に幸せだと感じます。そんなこんな考えながら電車に乗っている時に、果たして自分の今回の人生で知り合える人って何人くらいなんだろうとふと思いました。気になって調べました。

諸説あるでしょうけど、一生で何らかの接点を持つのは3万人。同じ学校や近所など、近い関係は3千人。親しく会話するのは300人だそうです。73億人のうちの。

電車で隣に座っていて、たまたま同じ最寄りで降りても、旅先で何かのキッカケで少しだけおしゃべりしても、もうその人とは一生それっきりの可能性の方が高い。電車に乗ってて、こんなに沢山人が居るのに私の知ってる人1人も居ない(当たり前なんですけど)!って思った時に何故かすごく面白かったのと、だったら自分が一生のうちに関わる人達くらいは大切にしなくちゃなと思いました。

出会いに感謝して、その出会いは偶然じゃないと思いたい。自分はその人から何を得て、その人に何を与えれば良いのか。うーん、考えてできる事じゃないですけど、でもたまには、考えてみてもいいかなって。

長くなりましたがつまり私は、自分が幸せになるために自分に関わる人達を大切にしていきたい。エリア51に誘って下さった先輩方、そしてこれから出会うであろうメンバーの皆さん、応援してくださる方々、そしてまだ想像もできない今回の公演を見に来てくださるお客様。私はこの出会いを大切にしたい。そして、私に出会って良かったと、少しでも多くの人に思って貰えるように。自分にできることを、精一杯。

沢山の応援、温かいお言葉、全てが私達の励みとなっています。皆様にきちんと恩返しができるよう、着実に準備を進めて参ります。どうか最後まで見守って頂けると幸いです。たくさんの方々と劇場でお会い出来ますこと、心から楽しみにしております。

濵田 真実|広報補佐(エリア51)

 

わたしの、ノゾミ。

何もない日常。

演出席から、客席から、オペブースから、袖中から、楽屋から。

キャストの声とQランプと、スピーカーから流れる音と幾つもの光線と、観客のざわめきと、演出家の更なるベクトルを。肉体と響きあう内なる震動を。

隅っこで淹れたてのコーヒーでも飲みながら、安全に健やかに感じられるように。

各々の「ノゾミ」を「ノゾミ」のままで終わらせないように、お仕事出来たらしあわせ。

犬養 真奈

 
 
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「さまざまな個性を持った数人が、集まって、ひとつのことを成し遂げる」、

そういう物語みたいなものがとても好きで、
だからアベンジャーズは格好いいし、アイドルグループに感動するし、

中高は合唱に没頭したし、演劇をつくる過程が好きです。

ちがう人生を生きてきて、ちがう神を信じていて、ちがう正義があって、
そういうちがう世界を生きている人たち同士が、集まって何かを創造するその過程には、
必ず苦しさがあって、結局答えはひとつにならなくて、

でもそのたびに、諦めずに対話する
相手をしっかりと見つめ、自分を見つめ直す
その行為こそが、わたしにとってとても大切で、
わたしが生きていく上で、どうしても捨てられない希望です。

大学を卒業して社会人になって、その希望を保つことの難しさを知りました。


会社という組織のなかで、周りの異なる価値観とぶつかったとき、そのたびにじっと向き合って対話することは、純粋に大変すぎて、そんなの超非効率的で、そもそも仕事する上で本質じゃないし、
だからきっと働く人たちのほとんどは、それをあえてしないことを選んでいるんだなあと。(でもそれが悪だとはまったく思いません)

でも今のわたしにはまだ、そういう割り切ったスタンスでいることを心から受け入れることができなくて、
それは真面目すぎるとか、いや子どもすぎる、とかをよく言われるのですが、どうしても、そうなんです、

ちがう世界の人とも一緒に創造したいし、その過程では、対話しつづけたい。


どんなに中立に、客観的であろうとしても、
好き嫌いはあるし、自分が正しいと思いたい欲を 完全に消すことはできないですよね。

自分はどこまでいっても自分にしかなれず、
相手は相手にしかなれない。
でもそれを理解して、向き合い続けることを、演劇は見守ってくれるようなきがします。
ひとつになる、ということではなく、「そっかー、そういう世界もあるんだね」っていう、やわらかさを、もっと育てていきたいです。

相手を知るために、
自分を知るために、
やわらかくいるために、
そしてその先で自分を拡げていくために、
諦めずに努力しつづけてもいいということ

それがわたしのノゾミです。

鈴木 美結(エリア51)

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